古事記の内容とは?日本人が知らない、空白の歴史について。

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古事記という単語は知っていても、それがどんな内容がかかれたものなのかを知っている人は少ないと思います。

古事記とは

古事記は、奈良時代初期の日本最古の歴史書で、太安万侶によって編纂された天皇家の神話です。

古事記がつくられた理由は、天皇家の歴史を後世に伝えるためです。

平安時代には使われなくなった仮名遣いで書かれているため、奈良時代に書かれたものとされています。

上中下の3巻からなっていて、上巻では天地の始まりから天孫降臨、中巻では神武天皇から応神天皇、下巻では仁徳天皇から推古天皇までのことが書かれています。

古事記の内容を日本人が知らない理由は前回に記事で書いたので上巻について書いていこうと思います。

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前回の記事はこちらから!

古事記 上巻

天地の始まり

天地の始まりのことを天地開闢(てんちかいびゃく)といいます。何もない渦にような世界が天と地に分かれ、天に浮かぶ高天原にアメノミナカヌシという神が出現し、続いて4柱の神が現れました。

※神の単位は柱といいます。鬼滅の刃の柱はここからきているのかも

これらの5柱は独神と呼ばれる無性別の神で高天原にいる神、アマツカミに分類されます。

イザナミとイザナギの結婚

イザナギとイザナミはゲームをよくする人なら聞いたことがあるかもしれませんね。

この2柱は性別が設定された神で、イザナギが男、イザナミが女です。

兄妹でもあり、夫婦でもあるこの2柱はアマツカミに国を生むことを命じられて日本の国土を生み出します。そして最初に生み出されたのは淡路島でした。そして、日本の国土を生み出しました。北海道はこのとき日本ではないので入っていません。

国生みを終えた後、さまざまな神様を生み始めました。その時に生まれたのが、あの有名なアマテラスオオミカミです。他にも、スサノオやツクヨミも生みました。そして、火の神を生んだときの熱さでイザナミは死んでしまい黄泉の国にいきました。

黄泉の国

黄泉の国に行ったイザナミを連れ戻すため、イザナギも黄泉の国に行きました。

イザナミは地上に戻る許可が出るまで姿を見てはいけないと言いましたがイザナギは我慢できずに見てしまいました。鶴の恩返しに似てますね。

裏切られたイザナミは怒って、1日に1000人殺すといいます。するとイザナギは1日に1500人産屋を建てるといいました。

こうして生死のバランスが決まりました.

そして、ここからいろいろな神話が始まっていきます。

日本神話と海外神話の共通点

古事記に限らず、世界の神話は日本の神話といろいろな共通点があります。

例えば、イザナギとイザナミの話は東南アジアの神話に似ていたり、黄泉の国の話は、ギリシャ神話に似ていたりします。

日本は南方や西方の民族が移住してきたと言われており、その時に神話が伝わったのではないかともいわれています。

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